■頭部の病気 |
小脳発育不全 |
先天的に小脳の発育が障害され、生まれた直後から平衡感覚がなくなりふらふらするなどの運動失調が起こります。 |
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■骨の病気 |
膝蓋骨の脱臼 |
膝のお皿に相当する骨が内側に滑り落ちる状態になり、ひどくなると慢性的に痛み、跛行を呈します。 |
環軸亜脱臼 |
歯突起の形成不全、歯突起の骨折、靭帯の断裂により起こります。頸部の神経が圧迫され、前肢および後肢の不全麻痺が認められます。 |
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■眼の病気 |
乾性角結膜炎 |
涙の分泌が先天的に障害されるため、眼がいつも乾燥し、眼やにがたまります。 |
眼瞼内反症 |
まぶたが眼球のほうに内転します。このため、涙が出たり、充血したり、角膜炎が起きたりします。 |
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■歯の病気 |
乳歯遺残 |
乳歯と永久歯が入れ代わるときに乳歯が残ってしまい、歯並びが悪くなることがあります。歯石や歯肉炎の原因になるので、早めに治療する必要があります。 |
歯石・歯垢の蓄積 |
歯が茶色く変色し、ひどくなると悪臭を生じます。そのころには細菌感染を起こし、その毒物を飲み込むことにより、全身に悪影響を与えます。 |
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■血液の病気 |
ブォン・ウィル・ ブランド病 |
血液を凝固させる因子が先天的に不足するため、外傷等による出血が止まりにくくなる病気です。 |
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■皮膚の病気 |
アレルギー性 皮膚炎 |
1〜3才で発生しやすく、激しく痒がります。 |
黒色毛包発育不全 |
白と黒のブチ犬などの、黒い部分の被毛が成長しない病気です。黒い部分の被毛は脱毛と鱗屑が認められ、このパピヨンと雑種犬とダックスフンドにみられる病気です。 |
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■心臓・循環器の病気 |
僧帽弁閉鎖不全 |
老齢になると起こりやすい心臓の僧帽弁の障害で、咳や呼吸困難などの症状が慢性的に認められます。小型犬に多発する傾向があります。 |
三尖弁閉鎖不全 |
老齢になると起こりやすい心臓の三尖弁の障害で、僧帽弁閉鎖不全とほとんど同時に起こる傾向があります。咳や呼吸困難などの症状が慢性的に認められます。小型犬に多発する傾向があります。 |
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■神経系の病気 |
低血糖症 |
子犬で発現しやすい疾患の一つです。急に元気がなくなって倒れたり、ひどくなるとてんかんの様な発作を起こします。 |
難聴 |
先天的な場合は治療法はありません。いろいろな犬種でみられますが、特に白い犬に多いようです。後天的の場合は、原因によって治療法は異なります。 |
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■産科の病気 |
難産 |
パピヨンは体が小さいため、出産のときに難産になることがあります。陣痛が始まってもなかなか子供が生まれないようであれば、すぐに獣医師に連絡しましょう。また妊娠期間は63日より短いことが多く、新生児は通常、4〜5頭です。新生児の体重の平均は112〜140gですが、もし84g以下であるなら、警戒すべきでしょう。 |
子かん(癇) |
妊娠中毒症で、てんかんや脳出血のような他の脳疾患に起因しない1度または数度の痙攣発作を言います。 |
産褥性強直 |
雌犬で、分娩後1週間から3週間の間に痙攣を起こすことがあります。病気が進むと呼吸困難や発熱をおこし、昏睡状態になり死亡することもあります。 |
偽妊娠 |
妊娠していないのに、妊娠したときと同じような症状が現れますが、最後にはその症状は急に消失します。 |
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■その他の病気 |
臍ヘルニア |
おへそが外から触るとでっぱっています。多くは先天的です。 |
停留睾丸 |
片側、または両側の睾丸が生後1ヶ月以上たっても陰嚢の中に認められない病気です。繁殖には適しません。 |
乳腺腫瘍 |
雌の場合は2.5才以下に避妊すれば、乳腺腫瘍の発生率が低くなることがわかっています。また、子宮蓄膿症や難産などの病気も防ぐことができます。 |
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