1) 唯一治療法と言えるのが抜歯療法です。
2) 残った歯の歯石を取り除きます。
3) それと共にステロイド療法を行います。
4) それと共にホルモン療法も組合わせます。
以前は、一般的に根本的な治療法はないと考えられていましたが、近年になって根本的な治療法に唯一近い治療は抜歯療法と分かってきました。この反応性の口内炎は、歯そのものが異物として反応しますので、異物そのものである歯を除いてしまうという治療法となります。前歯と犬歯以外の歯は全部抜歯し、残った歯の歯石を、取り除きます。まれに症状がとても重度の場合は、犬歯も抜歯します。
それと共にステロイド療法や、ホルモン療法を組合せます。病理学的に調べると通常、リンパ球性プラズマ細胞性口内炎と診断されることが一番多いようです。
再発性の口内炎にお悩みの方は、一度この治療を考えるとよいでしょう。猫は歯が無くても、家庭で飼育されている猫でしたら、生活に支障はありません。
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