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獣医師が早く的確に動物の病状を把握するための助けになりますので、飼い主の方には、病気の状態を携帯電話やスマートフォン等で動画撮影してご持参いただきたいのです。100の言葉を並べていただくより、10秒一本の動画をご提示いただく方がより 的確な把握ができるといってもよいでしょう。 動物病院では、まず病歴に関する詳細な「聞き取りー病歴の聴取」を行います。次に身体検査(心臓血管系、神経系、整形外科系、皮膚系、消化器系、泌尿器系等)へと移行するのですが、その病歴の聴取の際に、言葉のみならず、写真や特に動画撮影が非常に役立つことがあるのです。ぜひ動画をお撮りになりお見せください。 この動画情報はその後に行う、各種の検査(血液、血液化学、尿、便、X線、超音波、血圧、心電図、CT等)の結果との組み合わせにより非常に役立つことがあるのです。写真や動画、特に撮影動画が役に立ちます。 また、エキゾチック・ペットの場合には、特に飼育環境の動画(ケージ内の様子と配置の関係、保温法、水と食事の与え方等)、普段与えている食事の種類等の動画もお願いします。エキゾチック・ペットは普段の飼育環境と食事の関係が病気と密接に関係しているからです。大きなケージや水槽をご持参いただくのは大変です、その点でも動画の撮影をおすすめいたします。
特に動画が有効となる状態には、次のようなものがあります。
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