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all words by Dr.NORIHIRO KOMIYAMA |
Dr. 小宮山の伴侶動物へのやさしい(優しい)獣医学
最も実践的な獣医療のために
ハムスターの飼い方と病気
ハムスターの生理学的統計 ゴールデンハムスター
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ハムスターの特徴 ・頬袋(チークパウチ)を持つ。 ・雄は臭腺が発達している。 ・睡眠が深い、特に冬期深くなる。 ・皮膚がだぶついている。 雌は雄より優位である ・繁殖できる年齢に達した雌は雄より大型である。それゆえ雄に対して、攻撃的な傾向がある。雄の外傷性の膿瘍は、雌が原因のこともある。 |
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ハムスターの習性 ・野性の状態では巣穴に住んでいる。 ・常に逃げ道を探す傾向にある。(脱走の名人である) ・本来は夜行性動物である。 ・鍵のかかるケージが必要。 |
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日常の健康管理 ・定時的な管理と体重測定 ・排便の量と回数 ・毛づくろいと行動様式 ・食欲不振と飲水量 ・遊ぶ時間と性格の変化 |
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共喰いについて ・特殊な環境下(食事や水の不足)で起こる。 ・飼主が忘れたため、飢餓、脱水状態、低蛋白症等の状態になるために発症する。 ・弱った者を共喰いするのではない! |
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幼若ハムスターの3大疾患
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高齢ハムスターの3大疾患
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高齢ハムスターの5大疾患
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高齢ハムスターの7大疾患
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ハムスターの3大疾患
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ハムスターの5大疾患
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ハムスターの7大疾患
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ハムスターの対症療法 ・保温療法 ・輸液療法 ・酸素療法 輸液療法 体重の5〜15%を暖めて投与 ・骨髄内投与 ・腹腔内投与 ・皮下投与 |
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擦過傷以外の脱毛は一般論として治療はむずかしい! 最終的には生検が有効! |
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ハムスターの皮膚糸状菌症 ・毛瘡白癬菌が最も多いが、犬小胞子菌もまれ認められる? ・好発部位は耳の周囲 ・皮膚は乾燥している |
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ハムスターの毛嚢虫(ニキビダニ) ・高齢になると発生しやすくなる ・他の病気も併発している事が多い ・背部に多発し、雄に多い ・皮膚は乾燥している ・毛嚢虫は正常のハムスターにも寄生し、病因となるのは比較的まれ? |
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高齢での死亡の原因の第一位は腎炎 ・病状は年齢共に進んでいく ・高齢で体重減少が進めば疑う ・衰弱すると毛嚢虫も併発することあり ・アミロイド腎炎が第一の原因 ・腎硬化症が第二の原因 |
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ハムスターの下痢の病気 ・俗に言うウェット・テイル ・増殖性回腸炎(限局性回腸炎) ・3〜8週令に多発する 原因 ・キャンピロバクター ・トリコモナス ・ジアルジア ・クロストリジウム 予防法 ・テトラサイクリン3mg/1mlを10日間連続投与 抗生物質関連性大腸炎 ・不適切な抗生物質の使用によって誘発される 例:ペニシリン、ストレプトマイシン エリスロマイシン、バシトラシン 等 |
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ハムスターの腫瘍 ・雄より雌のほうが発症率が高い ・2歳齢より発症年齢となる ・内分泌系、内部生殖器系の腫瘍が多い ・悪性はリンパ肉腫が最も多く認められる |
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ハムスターの心臓病 ・頻呼吸、頻脈 ・チアノーゼ、四肢の低体温 ・元気消失 ・食欲不振 ・呼吸困難があれば心臓病の治療も併せて行うと良い 治療 うっ血性心不全(白色系は早くに発症?) ジキタリス、フロセマイド、ACE阻害剤 カルシウム拮抗剤 等 |
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ハムスターの呼吸器の病気 ・肺炎 ・細菌 ・ウィルス ・マイコプラズマ |
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ハムスターの頬袋の脱出 ・頬袋に何かが詰ったりして出そうとすると頬袋も一緒に脱出することもある。 ・できるだけ早く戻すのが原則。 ・オイルを塗布して、まずは綿棒で戻す。 ・また脱出したら麻酔して戻し縫合する。 |
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ハムスターの不正咬合 ・門歯、前臼歯、後臼歯が侵される ・原因は栄養不良、膿瘍、遺伝的素因、感染、外傷等 ・定期的な検診処置が必要 |
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ハムスターの外傷 ・固い所に落ちたり、ケンカによって起こる。 ・ケンカや共食いの場合は、原因をよく考える。 ・長骨の骨折を認めることがある。 ・自虐症の場合もある。 |
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ハムスターのクッシング症候群 ・2歳以上で内分泌性脱毛、異常行動、多尿を伴い太りぎみで、動作が鈍くなる。 ・副腎腫瘍のタイプのみ報告あり |
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膀胱結石 診断 ・触診 ・X線撮影検査 症状 ・血尿 ・多飲多尿 |
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ハムスターの子宮蓄膿症 触診が診断のポイント 素因:高齢、雌 症状:多飲多尿 治療:内科療法または外科手術 |